警視庁が発表した「都内における性犯罪の発生状況」によると、強姦などの強制わいせつ・強制性交などの被害が午前0時~午前7時までに約50%以上であると報告しています。
仕事や学校の帰宅途中に被害に遭わないためにも、特に女性は帰宅途中にも防犯対策が必要になります。
そこで今回は、帰宅途中にできる防犯対策を4つご紹介いたします。
帰宅途中に被害に遭わないための防犯対策
仕事や学校からの帰り道に被害に遭うことが多く、特に女性は男性よりも力が弱いため狙われやすくなります。
では、帰宅中にできる防犯対策はどのようなものがあるのでしょうか。
音楽を聴きながら帰らない
帰宅途中にイアホンなどで好きな音楽を聴きながら帰る人も多いですよね。
しかし耳を塞いでしまうと周囲の状況を把握することが難しくなるため、後ろから犯罪者が近づいてきても気づかないことがあります。
そのため音楽を聴きながら帰るのは避け、できれば同様に耳を塞がれる通話もしないようにします。
暗い道より明るく人通りの多い道を利用する
仕事や学校が終わればなるべく早く家に帰りたいですよね。
そのため暗い路地などを使って近道をしている方が多いと思いますが、このような人目に付かない暗い道は犯行が行われやすいので要注意です。
なるべく明るく人通りの多い道を通るようにし、事前に店舗や交番など駆け込める場所を把握しておきましょう。
防犯ブザーを持ち歩く
犯罪に遭った時に周囲に被害を知らせるために、カバンなどすぐに鳴らせる場所に防犯ブザーを付けて持ち歩きましょう。
また、最近では様々なスマホアプリの防犯ブザーがリリースされています。
その中でも「HELPPY」は、ブザーを鳴らすと事前に設定していたメールアドレスやTwitter上に被害を知らせる通知がされるため、ブザーを鳴らすだけで助けを呼ぶことが可能です。
家に入る時も要注意
特に一人暮らしの女性が気を付けたいのが家に入る瞬間です。
部屋の前でもたもたカギを取り出すのではなく、部屋に着くまでにカギを取り出し素早く入るようにしましょう。
また、インターフォンを鳴らしてからカギを開けたり、部屋に入ってから「ただいまー!」と声をかけることで、一人暮らしではないように装うことができます。
まとめ
夜遅くに帰宅する女性は犯罪被害に遭いやすいため、帰り道でも防犯対策が必要になります。
今回御紹介した防犯対策はお金がかからないものばかりですので、帰りが遅い女性はぜひ試してみてくださいね。