クラヴマガとは(2)-テクニックの構成

クラヴマガの構成

クラヴマガは、セルフディフェンス(護身術)、コンバティブ(格闘術)、ウエポンディフェンス(武装解除)、サードパーティプロテクション(第三者保護)で構成されていて、他の格闘技や武術にはない実戦格闘術です。

 

セルフディフェンス(護身術)

胸ぐらを掴まれる、髪を引っ張らる、抱きつき等から離脱するテクニックが中心です。
各テクニックは様々なシチュエーションに対応できるよう作られており、相互性もあることからシンプルで覚えやすい護身テクニックです。

コンバティブ(格闘術)

各種ストライキング(打撃)方法やディフェンス方法、その他にもテイクダウンやグラウンドファイトまでおこなう「戦う」ためのテクニックです。

ウエポンディフェンス(武装解除)

刃物や棒状の武器、ハンドガンやライフルへのディフェンステクニックです。
各テクニックには、襲撃者との距離が近い場合や反対に遠い場合への対処方法もあります。

サードパーティプロテクション(第三者保護)

クラヴマガには、自分自身を護る方法以外に、第三者を護るテクニックがあります。
セルフディフェンスでは自身に向けられる脅威を排除する目的に対し、サードパーティプロテクションでは第三者に向けられる脅威の排除が目的となるため、初動や排除後の動きが大きく異なります。

クラヴマガの構成は大きく分けると、この4つの構成になっています。