ナイフスレッドとナイフアタック

刃物に対する護身術には、大きく分類すると「スレッド」と「アタック」があります。
スレッドとは”脅威”という意味で、ナイフスレッドは刃物で脅されている状況を指します。
アタックは、”攻撃”という意味で、ナイフアタックは刃物で攻撃(刺す、切りつける)をしてきている状況を指します。
ナイフスレッドの脅されている状況で、襲撃者がすぐに命にかかわる攻撃をすることはありません。
なぜなら、襲撃者は何らかの要求があって脅しているからです。

クローズ

クローズとは「閉じる」という意味ですが、護身術では相手との距離を縮める、スペースをなくす(閉じる)という意味で使われます。
襲撃者との距離が大きくある場合には護身術は不要で後に走って逃げればよいのです。
しかし距離によっては、”後ろを向く””走り出す”ことにより時間のロスが生まれ、襲撃者に追いつかれてしまう場合もあります。
このような場合は後ろに下がるより、一気に襲撃者との距離を縮めることにより、安全な場合もあるのです。

ホールド

襲撃者との距離を縮めたら、次は刃物を持っている襲撃者の腕を文字通りホールドします。
腕でホールドし、胸で抱えるようにすることで、襲撃者の腕を封じ込めます。
場合によりホールドだけではなく、グラップやディフェンスをした状態で前にバーストすることもあります。

ストライク&テイクダウン

ストライク(打撃)は護身術では必須であり、これをすることで襲撃者の動きを瞬間的にストップさせます。
腕をホールドした状態での打撃なので、ニーストライクを打つことが多いです。
その後は、腕を抱えた状態で脚を払ってテイクダウンするわけですが、これは体格によっては難しいかもしれませんし、必ずやらなければいけないわけでもありません。

ディスアーム

ディスアームは刃物の取り上げることです。
これに関しては、方法を間違えると大怪我をしてしまうので、一般的な護身術の観点からいうとやらない方がいいでしょう。
クラヴマガでもこのようなテクニックはありますし、当団体でもトレーニングはしますが、あくまでクラヴマガが元々は軍隊格闘術であることと、リスクが伴うテクニックであることを説明しています。